宝生英雄(読み)ホウショウ フサオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「宝生英雄」の解説

宝生 英雄
ホウショウ フサオ


職業
能楽師(宝生流シテ方)

肩書
宝生流宗家(18代目)

生年月日
大正9年 2月18日

出生地
東京都 文京区

学歴
東京府立五中中退

経歴
父・17代宗家九郎に師事し、大正13年「隅田川」の子役初舞台昭和30年「金札」で初シテ。41年米国、43年旧西ドイツ、46年インド、47年ミュンヘン五輪と外国での公演に能楽団長として参加。40年より日本能楽会会員、46年同理事長。49年宝生流18代宗家を継ぎ、宝生会会長、60年日本能楽会会長となる。

所属団体
宝生会(会長),日本能楽会(会長)

受賞
紫綬褒章〔平成1年〕,勲四等旭日小綬章〔平成6年〕 芸術祭奨励賞〔昭和31年〕「安宅」「松風」,芸能功労者表彰〔昭和50年〕

没年月日
平成7年 9月14日 (1995年)

家族
父=宝生 九郎(=重英 17代目宗家),長男=室生 英照(19代目宗家),妹=宝生 公恵(能楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「宝生英雄」の解説

宝生 英雄
ホウショウ フサオ

昭和・平成期の能楽師(宝生流シテ方) 宝生流宗家(18代目)。



生年
大正9(1920)年2月18日

没年
平成7(1995)年9月14日

出生地
東京都文京区

学歴〔年〕
東京府立五中中退

主な受賞名〔年〕
芸術祭奨励賞〔昭和31年〕「安宅」「松風」,芸能功労者表彰〔昭和50年〕,紫綬褒章〔平成1年〕,勲四等旭日小綬章〔平成6年〕

経歴
父・17代宗家九郎に師事し、大正13年「隅田川」の子役で初舞台。昭和30年「金札」で初シテ。41年米国、43年旧西ドイツ、46年インド、47年ミュンヘン五輪と外国での公演に能楽団長として参加。40年より日本能楽会会員、46年同理事長。49年宝生流18代宗家を継ぎ、宝生会会長、60年日本能楽会会長となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝生英雄」の解説

宝生英雄 ほうしょう-ふさお

1920-1995 昭和-平成時代の能楽師シテ方。
大正9年2月18日生まれ。宝生流17代宗家宝生九郎の長男。父に師事。大正13年初舞台。昭和30年初シテ。49年18代宗家をつぐ。海外公演,内弟子育成にも尽力。60年日本能楽会会長となる。平成7年9月14日死去。75歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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