デジタル大辞泉 「実字」の意味・読み・例文・類語 じつ‐じ【実字】 1 中国古典語法で、虚字・助字に対して、概念を表す文字。例えば、名詞・代名詞・形容詞・動詞のような働きをもつもの。2 形象あるものを表す漢字。天・地・山・川・草・木などの類。→虚字 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実字」の意味・読み・例文・類語 じつ‐じ【実字】 〘 名詞 〙① 実在の事物を表わす漢字。天地・山川・草木・鳥獣などを表わす字。[初出の実例]「天地日月命令の類を実字と云。そのかたちあるものなり」(出典:操觚字訣(1763‐73)字例)② 広く、その字単独で一つの観念を表わす漢字。名詞・代名詞・動詞・形容詞・副詞などにあたるものをいう。〔馬氏文通‐正名・界説〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例