宮号(読み)ミヤゴウ

デジタル大辞泉 「宮号」の意味・読み・例文・類語

みや‐ごう〔‐ガウ〕【宮号】

宮の称号一家を立てた親王天皇から賜る称号。

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精選版 日本国語大辞典 「宮号」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ごう‥ガウ【宮号】

  1. 〘 名詞 〙 神社の称号の一つ社号より上で、大神宮神宮、宮などがある。天満宮東照宮の類。
    1. [初出の実例]「社記正応六年三月廿日官符改社号宮号官幣二宮同前也」(出典類聚神祇本源(1320)一〇)

みや‐ごう‥ガウ【宮号】

  1. 〘 名詞 〙 宮の称号。一家を立てた皇族に賜わる称号。三笠宮常陸宮の類。
    1. [初出の実例]「年来申請る処の宮号、以叡感儀宣下」(出典:太平記(14C後)三九)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宮号」の意味・わかりやすい解説

宮号
きゅうごう

社号の一つ。社号に大神宮,神宮,宮,神社,社などの別があり,そのうち大神宮から宮までを宮号という。神社よりも神格の点では上位とされている。

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