デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮崎十四郎」の解説
宮崎十四郎(初代) みやざき-じゅうしろう
寛文7年生まれ。宮崎伝吉の門弟。江戸山村座で,天和(てんな)から元禄(げんろく)にかけて若衆方として名があった。のち立役(たちやく)に転じ,武道事を得意とした。享保(きょうほう)8年2月25日死去。57歳。前名は宮崎式部,宮崎重四郎。俳名は巴十。屋号は巴屋。
宮崎十四郎(2代) みやざき-じゅうしろう
宝永5年生まれ。初代宮崎十四郎の門弟で,その養子となった。享保(きょうほう)8年(1723)江戸中村座で2代を襲名。敵役,半道を得意とした。明和6年1月9日死去。62歳。前名は宮崎十太郎。俳名は巴十。屋号は巴屋。