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宮畑遺跡

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

宮畑遺跡

福島市岡島地区での工業団地開発にともない、1998年に始まった発掘調査で見つかった。縄文時代の中期・後期・晩期にわたる遺跡。現地では発掘調査の成果をもとに、建物跡や当時の川跡、樹木の植栽を復元し、縄文の景観が目に見える復元を試みている。体験・学習ができる施設や遊具、炊事棟などを備えた史跡公園「じょーもぴあ宮畑」が2015年夏にオープン予定だ

(2014-04-26 朝日新聞 朝刊 福島中会 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

国指定史跡ガイドの解説

みやはたいせき【宮畑遺跡】


福島県福島市岡島にある縄文時代中期から晩期の集落跡。阿武隈(あぶくま)川左岸に位置し、標高約60mの河岸段丘上に所在する。1997年(平成9)、福島工業団地造成にともなう発掘調査によって縄文時代中期の焼失住居跡、後期の敷き石住居跡など、縄文時代中期から晩期までの数多くの遺構が発見された。1998年(平成10)から実施された遺跡の範囲と内容確認を目的とした調査の結果、縄文時代中期、後期、晩期の各時期の集落跡が確認され、2003年(平成15)に国指定史跡となった。晩期の集落跡はこの遺跡の中心的存在で、晩期前葉から中葉にかけてその構造が判明している。中央に東西45m、南北60mの広場があり、それを中心に掘立柱建物群が環状にめぐっていた。土器、石器などが大量に出土し、土偶、石剣、石刀などの祭祀遺物が多く検出された。おそらくこの地方での中核的な集落だったと思われる。阿武隈急行線瀬上(せのうえ)駅から車で約10分。

出典|講談社国指定史跡ガイドについて | 情報

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