宮良橋(読み)めーらばし

日本歴史地名大系 「宮良橋」の解説

宮良橋
めーらばし

石垣島南東部を流れる宮良(めーら)川に架かる橋。島の東西交通の要衝にあり、古くから幾度も架替えられた。現在の橋は河口から約五〇〇メートル上流にあり、長さ一一四メートル・幅一二・五メートルの四径間連結ポステンションPC桁橋で、一九九七年(平成九年)の建造。国道三九〇号が通る。

正保国絵図に宮良川は「歩渡り」とあり、両島絵図帳には「宮良北川潮時ニハ舟渡」と記される。最初の架橋は順治一五年(一六五八)で、往来の不便さや渡川時の事故を見かねた宮良親雲上長重が王府の許可を得、私財を投じて長さ八〇尋・幅三尋・高さ三尋の石橋を架けた(山陽姓大宗家家譜)。しかし宮良川には多くの山水が流入するため大雨による洪水で橋は度々破損した。そこで水が流れやすいように一部を木橋としたが、潮害で三、四年ごとの小修理を要した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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