宮苑(読み)きゅうえん

精選版 日本国語大辞典 「宮苑」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐えん‥ヱン【宮苑】

  1. 〘 名詞 〙 宮廷庭園禁苑御苑(ぎょえん)
    1. [初出の実例]「民屋蕭颯(しょうさつ)たる衰楊柳、移て宮苑(エン)にいれば、千尺翠条、別に春風長かるべし」(出典太平記(14C後)三七)
    2. [その他の文献]〔儲光羲‐秦中初霽献給事詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宮苑」の読み・字形・画数・意味

【宮苑】きゆうえん(ゑん)

宮殿と庭苑。〔北斉書、幼主紀〕乃ち(あらた)めて宮す。~宮中殿・寶殿・瑁(たいまい)殿をし、丹の雕、妙、當時に極まれり。

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