寂源(1)(読み)じゃくげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寂源(1)」の解説

寂源(1) じゃくげん

960/965-1024 平安時代中期の僧。
天徳4/康保(こうほう)2年生まれ。源雅信(まさのぶ)の子。母は藤原穆子(ぼくし)。天台宗右近衛(うこんえの)少将在任中の寛和(かんな)2年比叡(ひえい)山にのぼり,皇慶(こうげい)について出家,顕密二教をきわめる。長和2年(1013)山城(京都府)大原に勝林院をひらいた。治安(じあん)4年3月2日死去。60/65歳。俗名は時叙(ときのぶ)。通称は大原入道少将。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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