万寿(読み)まんじゅ

日本の元号がわかる事典「万寿」の解説

まんじゅ【万寿】

日本の元号年号)。平安時代の1024年から1028年まで、後一条(ごいちじょう)天皇のの元号。前元号は治安(じあん)。次元号は長元(ちょうげん)。1024年(治安4)7月13日改元。1024年は辛酉革命(しんゆうかくめい)の年から4年目にあたる甲子(かっし)の年。甲子は徳を備えた人に天命が下される革令(かくれい)の年で変乱が多いとされることから、康保(こうほう)(964~968年)の改元にならい、革令を防ぐ目的で改元が行われた(革年改元)。『毛詩(もうし)』(『詩経(しきょう)』)を出典とする命名。万寿年間は、藤原道長(みちなが)の子藤原頼通(よりみち)が関白として摂関政治を行った。後一条天皇の生母は道長の娘の彰子(しょうし)(一条天皇の中宮)であり、天皇自身も道長の娘の威子(いし)を中宮とした。1027年(万寿4)、藤原氏の全盛期を築いた藤原道長が62歳で死去した。

出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報

精選版 日本国語大辞典「万寿」の解説

まん‐じゅ【万寿】

[1] 〘名〙 寿命の限りなく長いこと。また、寿命の長久を祝っていう。ばんじゅ。
[2] 平安時代、後一条天皇の代の年号。治安四年(一〇二四)七月一三日に改元、万寿五年(一〇二八)七月二五日に至って次の長元となる。出典は「詩経‐小雅」の「楽只君子、邦家之光、楽只君子、万寿無疆」。

ばん‐じゅ【万寿】

〘名〙 寿命の限りなく長いこと。また、寿命の長久を祝っていう語。まんじゅ。
経国集(827)二〇・栗原年足対策文「来百璧於助祭、受万寿与繁祉」 〔詩経‐小雅・南山有台〕

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デジタル大辞泉「万寿」の解説

まんじゅ【万寿】

平安中期、後一条天皇の時の年号。1024年7月13日~1028年7月25日。

ばん‐じゅ【万寿】

寿命の限りなく長いこと。また、長生きを祝っていう語。まんじゅ。

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