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寄生地主 キセイジヌシ

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デジタル大辞泉の解説

きせい‐じぬし〔‐ヂぬし〕【寄生地主】

農民に土地を貸し付けて小作料を取り立てるだけで、自らは農業にたずさわらない土地所有者。日本では、第二次大戦後の農地改革で解体されるまで存続した。

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世界大百科事典内の寄生地主の言及

【寄生地主制】より

…一般に寄生地主とは,小作農民に土地を貸し付けて地代(小作料)をとることを主としている地主経営の総称であって,農民の賦役労働に立脚する再版農奴主的地主経営に対比して用いられるものである。この寄生地主的経営,地主―小作関係が,農業における支配的・基本的な経済制度として,農業・農民の動向を左右する体制になっているとき,それを寄生地主制という。…

【在郷商人】より

…在郷商人は,こうした多面的な経営を営んだが,その身分は農民であり,農業を営んだ。質地として土地を集め,寄生地主に成長するものもあった。こうした点で在郷商人は豪農であり,在郷商人というときは豪農の商人的側面を見たものであった。…

【地主】より

…地主はこうした意味では階級社会の発生とともに存在したが,農業による生産を主とする時代になって,農地の所有は大きな意味をもち,自己の所有する農地を他人(小作人)に貸与・耕作させ,その代償として地代(小作料)を取り,自己のおもな生活収入とする階層が生じ,これを一般に〈地主〉と呼んだ。また自己の所有する土地を耕作する自作農と区別して,寄生地主ともいう。地主は私的土地所有を進めて大土地所有者となり,経済的,社会的に強力な権力を持つ地主階級を形成した。…

※「寄生地主」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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