互選(読み)ゴセン

デジタル大辞泉 「互選」の意味・読み・例文・類語

ご‐せん【互選】

[名](スル)
関係者の中からある役に就く人を互いに選挙して選び出すこと。「自治会役員互選する」
短歌俳句の会などで、参加者が互いに他人の作を選ぶこと。「三句ずつ互選をする」
[類語]選挙選出公選民選改選投票直接選挙間接選挙地方選挙総選挙官選

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「互選」の意味・読み・例文・類語

ご‐せん【互選】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 特定人員の中で互いに選挙して選び出すこと。
    1. [初出の実例]「貴族院令第六条に依り貴族院議員を互選する者は」(出典:貴族院多額納税者議員互選規則(明治二二年)(1889)一条)
  3. 俳句、短歌の会などで、参加者が互いに他人の作の選をすること。
    1. [初出の実例]「それ等の句は〈略〉例の通り互選(ゴセン)にまはし」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android