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富名腰義珍 ふなこし・ぎちん

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朝日日本歴史人物事典の解説

富名腰義珍

没年:昭和32.4.26(1957)
生年:尚泰21.11.10(1868.12.23)
空手を本土に紹介した武道家。首里市(那覇市)山川生まれ。漢詩や和歌,書道にも才能を発揮,雅号は松濤。空手は安里安恒と糸洲安恒に師事した。大正11(1922)年,文部省主催の第1回古武道体育展覧会で実演した空手が中央で認められるきっかけとなり,会期中に嘉納治五郎の要請で講道館でも実演する。その後,東京に定住して慶応大,早稲田大,拓殖大,日本医大などに空手部を新設,師範を務めた。「唐手は君子の武術」の理念のもと,「空」は一切の真相に通ずとし,従来の「唐手」を「空手」と読み替え,「空手に先手なし」という独自の空手哲学を生み出している。<著作>『空手道教範』

(上江洲敏夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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