富士宮[市](読み)ふじのみや

百科事典マイペディア 「富士宮[市]」の意味・わかりやすい解説

富士宮[市]【ふじのみや】

静岡県中東部,富士山の南西麓一帯を占める市。1942年市制。浅間(せんげん)神社鳥居前町として発展した大宮が中心で,富士山の南登山口にあたる。大正初期に身延線の開通後,豊富な地下水を利用してフィルム化繊製紙工業が発達,また最近の高速道路網の発達に伴って,化学,機械工業が急速に発展している。北部朝霧高原では酪農,南部の裾野(すその)ではタバコ,茶の栽培も盛ん。白糸ノ滝湧玉(わくたま)池大石(たいせき)寺がある。2010年3月富士郡芝川町を編入。389.08km2。13万2001人(2010)。
→関連項目富沢[町]

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