デジタル大辞泉 「湧玉池」の意味・読み・例文・類語 わくたま‐いけ【湧玉池】 静岡県富士宮市の、浅間神社の境内にある湧泉ゆうせん。富士山の伏流からなり、名水として知られる。特別天然記念物。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「湧玉池」の意味・わかりやすい解説 湧玉池 (わくたまいけ) 静岡県富士宮市の富士山本宮浅間神社(浅間神社)の境内東側にある池。富士山麓湧泉群の一つで,御手洗(みたらし)池,玉泉洞とも呼ばれ,特別天然記念物に指定されている。富士山の伏流水が溶岩の境界から湧出しており,湧水量は春に少なく,秋に多い。水温は低く,マスが放流されている。この湧水による白糸ノ滝は富士山麓の名所の一つとして有名である。執筆者:北川 光雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「湧玉池」の意味・わかりやすい解説 湧玉池【わくたまいけ】 静岡県富士宮市,浅間神社の境内にある湧泉(特別天然記念物)。お壺とも。富士山の伏流水が湧出するもので,その量は毎秒3.6m3。古くから富士山の登拝者が水垢離(みずごり)をとる所として知られている。→関連項目富士宮[市] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報