富山化学工業(読み)とやまかがくこうぎょう(英語表記)Toyama Chemical Co., Ltd.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「富山化学工業」の意味・わかりやすい解説

富山化学工業
とやまかがくこうぎょう

医薬品会社。1930年創立の富山化学研究所の事業を継承して,1936年設立。医薬品,工業薬品製造・販売,輸出入を事業内容とする。特許件数は国内外合わせて 1700件をこえる。主力抗生物質合成抗菌剤の「オゼックス」をアメリカ合衆国ACC子会社サイアナミッド・インターナショナルに技術輸出している。2008年富士フイルムホールディングス(→富士フイルム)の子会社となった。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「富山化学工業」の解説

富山化学工業

正式社名「富山化学工業株式会社」。英文社名「Toyama Chemical Co., Ltd.」。製薬業。昭和5年(1930)前身の「富山化学研究所」創業。同11年(1936)設立。本社は東京都新宿区西新宿。富士フイルムホールディングス子会社。医療用医薬品の開発・製造を行う。主力は注射用・経口用抗生物質製剤。東京証券取引所第1部旧上場。平成20年(2008)完全子会社化にともない、上場廃止

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