デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永燕石」の解説 富永燕石 とみなが-えんせき 1625-1660 江戸時代前期の俳人。寛永2年生まれ。土佐(高知県)の人。里村昌琢(しょうたく)に連歌をまなぶ。俳諧に転じ,鶏冠井令徳(かえでい-りょうとく)に入門,松永貞徳の「天水抄」など,貞門の秘伝書をさずけられた。万治(まんじ)3年1月25日死去。36歳。名は高康。通称は治右衛門尉。別号に幽山亭。編著に俳論書「夜のにしき」,発句集「牛飼」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例