小日向(読み)こびなた

日本歴史地名大系 「小日向」の解説

小日向
こびなた

小石川の東側、神田川(旧平川)流域に沿った丘陵(小日向台)上の南半をいい、南端金杉かなすぎ(金曾木)がある。古代の豊島郡日頭ひのと郷の後身とする説もある。中世には江戸一族の拠点となっていたらしく、応永二七年(一四二〇)五月九日の江戸名字書立(米良文書)には「こひなたとの」とあり、年未詳の豊島名字書立(同文書)には「在こひなた たんしやう殿」とある。北条氏所領役帳には「小日向弾正屋敷」を知行する「小日向弥三郎」が記載されており、小日向を名字とし弾正忠を通称とする江戸氏の一流があったらしい。このほか同役帳では、恒岡弾正忠が「小日向之内」で一六貫五七〇文を知行している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む