小田孝朝(読み)おだ たかとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小田孝朝」の解説

小田孝朝 おだ-たかとも

1337-1414 南北朝-室町時代武将
建武(けんむ)4=延元2年生まれ。小田治久(はるひさ)の子。常陸(ひたち)(茨城県)小田城主。鎌倉公方足利氏満の小山義政征討に先鋒(せんぽう)をつとめる。嘉慶(かきょう)元=元中4年氏満にそむいて義政の子若犬丸をたすけ男体山(難台山)城にこもるが,翌年降伏した。書や和歌にたくみで,小田流剣法の祖としても知られる。応永21年6月16日死去。78歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小田孝朝」の意味・わかりやすい解説

小田孝朝
おだたかとも

[生]?
[没]応永21(1414).6.16.
南北朝~室町時代前期の武将。治久の子。南北朝時代中期,幕府方として数々の戦功をあげ,多くの旧領を回復。弘和1=永徳1 (1381) 年,関東公方足利氏満方として,小山義政追討に参加。しかし,まもなく孝朝の子五郎が義政の子若犬丸とはかって挙兵したため,孝朝は先に回復した所領を再び没収された。書,和歌にも通じていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「小田孝朝」の解説

小田孝朝 (おだたかとも)

生年月日:1337年12月4日
南北朝時代;室町時代の武将;常陸国小田の領主
1414年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む