デジタル大辞泉 「小突き回す」の意味・読み・例文・類語 こづき‐まわ・す〔‐まはす〕【小突き回す/小▽衝き回す】 [動サ五(四)]1 相手のからだをつついたり、上体をつかんで揺すったりする。「数人に囲まれて―・された」2 しつこくいじめる。意地悪くして苦しめる。「会議でなんだかんだと―・された」[類語]突く・刺す・突つつく・突っつく・小突く・突き倒す・突っかかる・突き飛ばす・突き破る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「小突き回す」の意味・読み・例文・類語 こづき‐まわ・す‥まはす【小突回・小衝回】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① はげしく突いて引きまわす。胸ぐらなどをとって体をゆさぶりまわす。押さえつけて痛める。[初出の実例]「ト、元吉を軽々と引寄せて、こづき廻し」(出典:歌舞伎・御摂勧進帳(1773)二番目)② あれこれとしつこく意地悪をして相手の心を苦しめる。いじめる。[初出の実例]「私が恁(かう)された那(ああ)された、と陰ではどのやうにか小突廻(コヅキマハ)される事を情なささうに哀訴する」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例