小身(読み)コミ

デジタル大辞泉 「小身」の意味・読み・例文・類語

こ‐み【小身/込み】

刀身の、つかに入った部分中子なかご
やじりの、矢幹やがらに差し込んだ部分。篦代のしろ

しょう‐しん〔セウ‐〕【小身】

身分が低いこと。俸禄の少ない身分。また、その人。⇔大身

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精選版 日本国語大辞典 「小身」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しんセウ‥【小身・少身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身分の低いこと。祿高の少ないこと。また、その人。⇔大身。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「もとより家康は少身にて御入候」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品一〇)
  3. 小さなからだ。また、仏身に対して人身をいう。
    1. [初出の実例]「広く真如の理を我と思へば、生死の少身(セウシン)を受けずして」(出典真如観(鎌倉初))
    2. [その他の文献]〔像法決疑経〕

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普及版 字通 「小身」の読み・字形・画数・意味

【小身】しようしん

卑賤。

字通「小」の項目を見る

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