デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾崎次郎右衛門」の解説 尾崎次郎右衛門 おざき-じろうえもん 1787-1867 江戸時代後期の豪農。天明7年生まれ。武蔵(むさし)多摩郡(東京都)上恩方(かみおんがた)村の年寄をつとめ,子供たちに手習いをおしえる。文政13年から慶応3年までの37年間,山村の生活や幕末の社会的事件を記録した日記41冊をのこした。慶応3年7月8日死去。81歳。 尾崎次郎右衛門 おざき-じろえもん ?-? 江戸時代中期-後期の陶工。明和(1764-72)のころ因幡(いなば)(鳥取県)にきた京都の初代清水(きよみず)六兵衛に,芦沢(あしざわ)与兵衛とともに御室(おむろ)焼の技法をまなぶ。因幡久能寺に窯をひらき,因久山(いんきゅうざん)焼(久能寺焼)の祖とよばれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by