日本歴史地名大系 「尾花川町」の解説
尾花川町
おばながわまち
尾花川漁師は湖南沿岸に広い漁場をもち、網漁を営んでいた。元亀―天正期(一五七〇―九二)に琵琶湖で最初という大網を工夫したという伝承をもち、京極高次の大津城時代には鯉を納めていたともいう(尾花川親友会共有文書、以下断りのない限り同文書)。慶長六年(一六〇一)沿岸の地引網(大網)の漁場が安堵されているが、それによれば漁場は北は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
尾花川漁師は湖南沿岸に広い漁場をもち、網漁を営んでいた。元亀―天正期(一五七〇―九二)に琵琶湖で最初という大網を工夫したという伝承をもち、京極高次の大津城時代には鯉を納めていたともいう(尾花川親友会共有文書、以下断りのない限り同文書)。慶長六年(一六〇一)沿岸の地引網(大網)の漁場が安堵されているが、それによれば漁場は北は
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