屈まる(読み)クグマル

デジタル大辞泉 「屈まる」の意味・読み・例文・類語

くぐま・る【屈まる】

[動ラ五(四)]からだをまるめて小さくする。萎縮いしゅくする。かがまる。
貫一はいと苦しく心―・りつつ」〈紅葉金色夜叉

かがま・る【屈まる】

[動ラ五(四)]
背・腰などが折れ曲がった状態になる。また、そのような姿勢をとる。「腰が―・る」
寒さでかじかむ。また、ひびあかぎれになる。
寒気甚だしくして兵皆指を墜し、―・る」〈太平記・二五〉

こごま・る【屈まる】

[動ラ五(四)]からだを折りたたむようにして、低い姿勢をとる。かがまる。「―・ってたき火にあたる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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