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山内荘 やまのうちのしょう

百科事典マイペディアの解説

山内荘【やまのうちのしょう】

相模国にあった荘園で,現神奈川県鎌倉市の山ノ内を遺称地とし,同市北部からその北部横浜市栄区一帯に比定される。立荘の時期などは不明だが,鎌倉時代初頭には後白河院領で,その後長講堂領となり,持明院統に伝領された。

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世界大百科事典 第2版の解説

やまのうちのしょう【山内荘】

古代・中世,神奈川県鎌倉市北部の山ノ内から北方一帯に広がっていた荘園。立荘の事情は不明であるが,源氏の家人山内首藤(やまのうちすどう)氏の本領であったと思われる。源頼朝の挙兵時に,山内首藤経俊が敵対したために没収され,いったんは預り人土肥実平に与えられ,のち北条得宗領の一つとなったと思われる。平安時代の荘園領主については明らかでない。1191年(建久2)の長講堂領目録によれば,〈不所課庄々〉とあって定まった課役を課されない荘園として存在したらしい。

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