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長講堂 チョウコウドウ

百科事典マイペディアの解説

長講堂【ちょうこうどう】

京都市下京(しもぎょう)区にあり,浄土宗西山派。もと後白河法皇六条殿(京都六条西洞院)内に作った持仏堂(法華長講弥陀三昧堂)。創建後数年で焼失し,1188年播磨(はりま)ほか諸国に造営費を課して再建。
→関連項目大泉荘忽那氏高階栄子松浦荘安富荘山内荘

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうこうどう【長講堂】

後白河法皇がその御所の六条殿のうちにつくった持仏堂。はじめ京都六条西洞院にあった。法華長講弥陀三昧堂の略称で,法華経を長期にわたって講義し,あわせて阿弥陀仏を念じて三昧境に入る道場のことを意味する。したがって本来固有名詞ではなく,院政期には多くの貴族たちがこうした持仏堂をつくったが,歴史上この後白河法皇の建立したものが最も有名で,単に長講堂といえばこれを指す。文献上の初見は,1185年(文治1)であるが,創建は1183‐84年(寿永2‐元暦1)ころと推定されている。

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大辞林 第三版の解説

ちょうこうどう【長講堂】

京都市下京区にある西山浄土宗の寺。もと後白河法皇の仙洞六条御所内の持仏堂として建立。

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世界大百科事典内の長講堂の言及

【皇室領】より

…寄進地系荘園の設立が本格化し,院政権力のもとに荘園の寄進が集中したためであるが,天皇・上皇・女院(によいん)等の御願寺建立の盛行がそれに拍車をかけ,御願寺領荘園として皇室の所領を拡大した。鳥羽上皇建立の安楽寿院領48ヵ所,後白河上皇建立の六条長講堂領90余ヵ所などは,その代表的なものである。また一条天皇の母后東三条院に始まる女院も,院政時代以降急激に増加したが,とくに皇女の女院に皇室領が伝領される例が続いた。…

【女院】より

…鳥羽上皇の皇女八条院は父上皇から譲渡された所領を基礎に,鳥羽の安楽寿院領や白河の歓喜光院領なども伝領し,記録にみえるだけで220余ヵ所の所領を有していた。また後白河上皇の建立になる六条長講堂の所領は皇女の宣陽門院が伝領し,長講堂領として有名である。なお女院庁の構成はほぼ上皇の院庁と同じであるが,所衆,武者所などはおかれなかった。…

※「長講堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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