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山彦源四郎(初代) やまびこ げんしろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山彦源四郎(初代) やまびこ-げんしろう

?-1756 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。
木村又八の門人。江戸半太夫座でひいていたが,享保(きょうほう)2年初代十寸見河東(ますみ-かとう)の河東節創立にくわわり,以後その立三味線として活躍した。「山彦」と銘のある名器を入手したことから改姓したという。宝暦6年5月10/20日死去。姓は村上。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

山彦源四郎(初代)

没年:宝暦6.5.20(1756.6.17)
生年:生年不詳
江戸中期の河東節の三味線方。本名村上源四郎。「山彦」銘の三味線を手に入れたことから,名を山彦と改めたという説があるが,よくわからない。木村又八の門人で,はじめ半太夫座で弾いていたという。享保2(1717)年江戸市村座で,初代十寸見河東が「松の内」ではじめて河東を名乗って以来,ずっと初代河東の三味線方を勤めた。初代河東の没後,2代目江戸太夫藤十郎,3代目および4代目河東の三味線方も勤め,河東節の創成期から完成期に大きな功績を残した。河東節三味線の大きな特色であるスクイハジキ,コロリン(いずれも琴の擬音を出す奏法)といった技法は,初代源四郎がとり入れて完成させたといわれる。没日には10日説もある。

(吉野雪子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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