日本歴史地名大系 「山野井村」の解説
山野井村
やまのいむら
山野井村
やまのいむら
厚狭郡西部に位置し、村内のやや南部を東西に山陽道が通る。東は
建武元年(一三三四)七月四日付の長門国宣(長門二宮忌宮神社文書)に「山井別苻」とみえる。また中世には「山井郷」(「寺社証文」所収東隆寺文書)とも称されている。
慶長五年(一六〇〇)の検地帳に「山井村」とある。同一五年の検地帳によれば総石高二千二五六石余、うち田一六一町余で二千九七石余、畠一九町余で九一石余、百姓屋敷一二九、小物成五石余である。寛永給領御配郡別石高名付附立によれば、萩藩領
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報