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岩下俊作 いわした しゅんさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

岩下俊作 いわした-しゅんさく

1906-1980 昭和時代の小説家。
明治39年11月16日生まれ。八幡(やはた)製鉄所につとめるかたわら詩をかく。昭和14年「九州文学」に発表した小説「富島松五郎伝」が直木賞候補となり,のち「無法松の一生」と改題されてたびたび映画化され,また舞台で上演された。昭和55年1月30日死去。73歳。福岡県出身。小倉工業卒。本名は八田秀吉。作品はほかに「焔(ほのお)と氷」など。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典内の岩下俊作の言及

【無法松の一生】より

稲垣浩監督作品。原作は岩下俊作の《富島松五郎伝》(1939)で,脚本は伊丹万作。明治から大正にかけての九州小倉を舞台にして,無鉄砲さのために〈無法松〉と呼ばれた人力車夫松五郎(阪東妻三郎)が,ふとした縁で知りあった軍人の未亡人とその息子に一生をささげる純愛・献身の物語であるが,伊丹万作は当時の時勢のなかで〈最上の題材〉ではないと意識しながらも,人間の素朴な美しさや悲しさ以上に,極度に抑圧された恋愛を描いた小説であると読みとって脚色,日本映画の名作シナリオの1本に数えられている。…

※「岩下俊作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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