島問屋(読み)しまどいや

世界大百科事典 第2版の解説

しまどいや【島問屋】

江戸中期まで江戸で伊豆諸島の産物の販売を委託された荷受問屋。江戸時代に伊豆諸島からは生魚,干魚,鰹節,サザエアワビなどの海産物,まき,ツゲ材,シイの実,ヤシャ(ハンノキ),ツバキの実などの林産物,ツバキ油,織物などの工産物が江戸へ送られていた。これらの生産の多くは島民の共同でなされ,その出荷も島としてまとめてなされていた。島では産物を江戸へ送るとともに,生活上必要な品々を江戸で買い求め,島民に分配した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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