島崎曙海(読み)シマザキ アケミ

20世紀日本人名事典 「島崎曙海」の解説

島崎 曙海
シマザキ アケミ

昭和期の詩人



生年
明治40(1907)年1月17日

没年
昭和38(1963)年3月11日

出生地
高知県

学歴〔年〕
高知師範専攻科卒

経歴
昭和11年満鉄に入り敗戦直前まで勤め、戦後高知市役所、高知社会福祉協議会勤務。満州では「露西亜墓地」を主宰、「二〇三高地」「満州詩人」「豚」などに作品を発表。引き揚げ後「蘇鉄」を発行、日本現代詩人会に属し、日本未来派同人詩集地貌」「十億一体」「落日」「熱帯」「牛車」、詩文集「ビルマ通信」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島崎曙海」の解説

島崎曙海 しまざき-あけみ

1907-1963 昭和時代の詩人。
明治40年1月17日生まれ。昭和11年から終戦まで南満州鉄道につとめ,「露西亜(ロシア)墓地」を主宰する。戦後は郷里の高知県で「蘇鉄」を主宰し,「日本未来派」同人。戦前の詩集に「地貌」「十億一体」,戦後のものに「落日」などがある。昭和38年3月11日死去。56歳。高知師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例