嶽きみ(読み)だけきみ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「嶽きみ」の解説

嶽きみ[果菜類]
だけきみ

東北地方青森県の地域ブランド。
青森県嶽地区で生産されたとうもろこし。約40年前に標高約450mの弘前市嶽地区で栽培が始まった。きみとは、青森の方言でとうもろこしのこと。嶽地区特有の火山灰土壌で通常のとうもろこしよりも日数をかけじっくり熟成させて栽培する。特徴は、生でも食べられるほど甘く、コクのある美味しさ。旬は9月中旬から10月中旬。糖度の上がっている朝早くに収穫し、鮮度と味を維持するため即日出荷される。2007(平成19)年4月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5042511号。地域団体商標の権利者は、つがる弘前農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「嶽きみ」の解説

嶽きみ

青森県弘前市西部、岩木山の標高400~500メートルに位置する嶽(だけ)高原(嶽地区)で生産されるトウモロコシブランド名品種は味来(みらい)、サニーショコラ、ゆめコーンなど。昼夜温度差が大きいため、甘みが強い。“きみ”は津軽弁でトウモロコシのこと。地域団体商標。

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