川端城跡(読み)かわばたじようあと

日本歴史地名大系 「川端城跡」の解説

川端城跡
かわばたじようあと

[現在地名]板野町川端 門井

富(とみ)ノ谷(たに)川の西岸、河岸段丘に面した小山とその東側の平地からなる。平地部は居館、小山は戦時の山城であったと考えられ、山城は周囲に空堀がめぐらされていたが、宅地開発によりほとんど埋められてしまっている。

「城跡記」によれば、戦国時代に川端越前守がおり、その本姓は河野、小牧ともいうとしている。「古城諸将記」によると川端越前守は本姓藤原、「浅原六郎左右衛門公時ヨリ十六代之末孫ナリ」としているが、地元での伝承では城主は漆原氏で、現在も漆原氏の子孫が城跡を所有しているので、同書にある浅原氏は漆原氏の誤りと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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