川端城跡(読み)かわばたじようあと

日本歴史地名大系 「川端城跡」の解説

川端城跡
かわばたじようあと

[現在地名]板野町川端 門井

とみたに川の西岸河岸段丘に面した小山とその東側の平地からなる。平地部は居館、小山は戦時山城であったと考えられ、山城は周囲に空堀がめぐらされていたが、宅地開発によりほとんど埋められてしまっている。

「城跡記」によれば、戦国時代に川端越前守がおり、その本姓は河野、小牧ともいうとしている。「古城諸将記」によると川端越前守は本姓藤原、「浅原六郎左右衛門公時ヨリ十六代之末孫ナリ」としているが、地元での伝承では城主は漆原氏で、現在も漆原氏の子孫が城跡を所有しているので、同書にある浅原氏は漆原氏の誤りと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む