出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…単軸結晶では二つの偏光の位相速度の一致する波面法線方向が一つあり,これを光学軸という。光学軸と波面法線とがなす平面内に電場のある偏光は常光線と呼ばれ,スネルの法則を満たすように屈折する。これに垂直な偏光は異常光線と呼ばれ,方向によって位相速度,したがって屈折率が変化し,一見スネルの法則を満たさぬような屈折をする。…
※「常光線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」