屈折の法則(読み)クッセツノホウソク

関連語 反射

百科事典マイペディア 「屈折の法則」の意味・わかりやすい解説

屈折の法則【くっせつのほうそく】

光や音などの波動が等方性の媒質から他の等方性の媒質に屈折するとき成り立つ法則。(1)入射波の方向(光でいえば入射光線)と屈折波の方向(屈折光線)と,入射点で媒質の境界面に立てた法線とは,同一平面上にある。(2)入射角(入射波の方向が境界面の法線となす角)iと屈折角(屈折波の方向が境界面の法線となす角)rの正弦の比sin i/sin r=n(屈折率)は,入射角に関係なく一定である。光に関するこの法則はスネルが1626年に確立した。一般にnは二つの媒質中の波動の速度の比に等しい。→屈折/屈折計/屈折望遠鏡/反射の法則
→関連項目幾何光学|入射角

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法則の辞典 「屈折の法則」の解説

屈折の法則【laws of refraction】

スネルの法則*と呼ばれることが多い.光が一様な媒質Aから別の一様な媒質Bへと進む場合に,入射光と境界面の法線のなす角(入射角)をθ1,屈折光と法線のなす角(屈折角)をθ2 とすると,n=sinθ1/sinθ2 は入射角によらず一定である.n は「屈折率」と呼ばれる媒質固有の定数である.デカルトの法則*と呼ぶこともある.1621年にオランダの測地学者スネル(W. Snell van Roijen)が発見したのだが,1637年にフランスのデカルトによってまとめられたためである.

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「屈折の法則」の意味・わかりやすい解説

屈折の法則
くっせつのほうそく
law of refraction

屈折率 n1 の媒質を経て屈折率 n2 の媒質に入射する光線がその境界面を通過して屈折する際に境界面の法線に対して θ1 の角度で入射し,入射面内で θ2 の方向に屈折したとすると n1 sin θ1=n2 sin θ2 の関係が成り立つ。これを屈折の法則またはスネルの法則という。

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