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貯蓄性向 ちょちくせいこうpropensity to save

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

貯蓄性向
ちょちくせいこう
propensity to save

所得のうちどれだけの割合を貯蓄に回すかを示す数値。所得総額のうちに貯蓄の占める割合を平均貯蓄性向と呼び,所得の増分のうち新たに貯蓄に回る分の割合を限界貯蓄性向と呼ぶ。平均,限界とも,それぞれ平均消費性向限界消費性向との和が1になる。

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デジタル大辞泉の解説

ちょちく‐せいこう〔‐セイカウ〕【貯蓄性向】

所得に対する貯蓄の割合。平均貯蓄性向限界貯蓄性向とに分けられる。→消費性向

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

貯蓄性向【ちょちくせいこう】

一国の全体としての貯蓄は所得に依存すると想定する場合,所得ないし可処分所得のうち貯蓄される割合をいう。所得ないし可処分所得の増加分に対する貯蓄増加の割合を限界貯蓄性向という。
→関連項目家計

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょちくせいこう【貯蓄性向】

貯蓄額と所得水準との比率をいう。より厳密には,ある時点での貯蓄額(過去からの貯蓄の総残高ではなく,その時点における追加分)と,その時点における所得との比率を平均貯蓄性向と呼ぶ。これに対して,仮にその時点での所得が1単位高くなったときに,その1単位のうちどのくらいを貯蓄に回すかという値を限界貯蓄性向という。両者は一般には等しくない。たとえば消費が一定の正の値プラス所得の一定割合のような消費関数の場合には,限界貯蓄性向は一定で,つねに平均貯蓄性向より高く,後者は所得水準の増加とともに上昇する。

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大辞林 第三版の解説

ちょちくせいこう【貯蓄性向】

所得に対する貯蓄の割合。限界貯蓄性向と平均貯蓄性向に区別される。 ↔ 消費性向

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

貯蓄性向
ちょちくせいこう
propensity to save

貯蓄の所得に対する割合をいう。貯蓄をS、所得をYと表せば、S/Yが平均貯蓄性向である。ケインズ理論の乗数過程で重要な役割をもつ概念に限界貯蓄性向があるが、貯蓄、所得の増加分をそれぞれΔSΔYと表せば、限界貯蓄性向はΔS/ΔYと表される。一般には限界貯蓄性向は所得の増加とともに逓増(ていぞう)すると考えられている。
  消費性向=1-貯蓄性向
の関係が恒等的に成立している。[鈴木博夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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