平頂山(読み)へいちょうざん

世界大百科事典 第2版「平頂山」の解説

へいちょうざん【平頂山 Píng dǐng shān】

中国,河南省中部にある都市で,京広鉄道(北京広州)の支線の漯宝鉄道が通る。伏牛山の東麓に位置し,1955年に葉(しよう)県・宝豊・襄城・臨汝一帯,東西100kmにわたり埋蔵する大炭田が発見されてから市街が建設され,57年に葉県と宝豊県から分離して市が置かれた。2市5県4区を管轄する。面積8802km2,うち市区453km2,総人口535万人,うち市区76万人(1995)。良質の歴青炭を産し,埋蔵量は100億t以上といわれ武漢製鉄所のコークス用炭の多くを供給する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)「平頂山」の解説

平頂山
へいちょうざん / ピンティンシャン

中国、河南(かなん)省中部の地級市。伏牛(ふくぎゅう)山脈の東麓、潁河(えいが)の支流沙河(さが)の北岸に位置する。4市轄区、宝豊(ほうほう)、魯山(ろざん)など4県を管轄し、1県級市の管轄代行を行う(2016年時点)。人口557万1000(2014)。良質な粘結炭を産出し、漯宝線(漯河(らが)―宝豊)、京広線の両鉄道で武漢(ぶかん)に移出して鉄鋼コンビナートを形成する。石炭、岩塩、鉄鉱石をはじめとする鉱産資源が豊富であることから、電力やコークス精製、化学肥料製造などの産業が発達し、工業都市となっている。

[駒井正一・編集部 2017年12月12日]

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