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幸宣佳 こう のぶよし

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

幸宣佳 こう-のぶよし

1896-1977 昭和時代の能楽師小鼓(こつづみ)方。
明治29年1月11日生まれ。小早川精太郎の次男。幸流の三須錦吾(みす-きんご),幸祥光(よしみつ)らに師事。大正13年上海にわたる。戦後帰国し,能楽協会九州三役会会長をつとめる。昭和34年幸信吉家をついだ。49年人間国宝。昭和52年9月6日死去。81歳。熊本県出身。東京音楽学校(現東京芸大)卒。本名は靖二。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

幸宣佳
こうのぶよし
(1896―1977)

能楽師。幸(こう)流小鼓(こつづみ)方。熊本生まれ。和泉(いずみ)流狂言方の小早川精太郎の次男。本名靖二(せいじ)。1906年(明治39)上京、三須錦吾(みすきんご)に入門。翌年初舞台。のち三須平司、幸祥光(よしみつ)に師事。しかし24年(大正13)斯道(しどう)を離れ、宮本家へ入って上海(シャンハイ)へ渡り、一時帰国して舞台を勤めたこともあるが、第二次世界大戦敗戦まで同地に住んだ。戦後帰国し小早川姓に戻って斯道に復帰、51年(昭和26)より福岡に定住。58年幸流分家、信吉家を継承して幸宣佳を名のる。74年重要無形文化財保持者に認定。天分に恵まれ、中年までは鋭い芸質であったが、晩年は滋味あふれる境地に達した。[小林 責]

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