デジタル大辞泉 「座する」の意味・読み・例文・類語 ざ・する【座する/×坐する】 [動サ変][文]ざ・す[サ変]1 すわる。じっとして、いる。「―・して待つ」2 事件などのかかわりあいになる。巻き添えを食う。連座する。「選挙違反に―・する」[類語]座る・腰掛ける・掛ける・着座する・着席する・安座する・正座する・端座する・静座する・黙座する・腰を下ろす・着く・跪く 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「座する」の意味・読み・例文・類語 ざ‐・する【座・坐】 〘 自動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]ざ・す 〘 自動詞 サ行変 〙① すわる。おる。いる。[初出の実例]「殿上人・かんだちめも、さりぬべき御前にざし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)② まきぞえを食う。かかりあいになる。関係する。連座する。[初出の実例]「左衛門尉光信〈略〉坐レ殺二義親一、流罪」(出典:台記‐天養二年(1145)一〇月四日)「我々が大日本の教育を乱すといふ罪にも坐する次第で」(出典:雲は天才である(1906)〈石川啄木〉一)③ 乗りあげる。座礁する。[初出の実例]「恐らくは狼狽の余り暗礁に座して」(出典:愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛艦隊攻撃詳報) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例