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康俊 こうしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

康俊 こうしゅん

?-? 鎌倉-南北朝時代の仏師。
運慶の6男運助の子といわれる。慶派の正流をつぎ,南都興福寺大仏師と称す。正和(しょうわ)(1312-17)のころから奈良を中心に活躍した。遺作は京都浄瑠璃(じょうるり)寺の不動三尊像や,大分永興寺の持国天像・広目天像など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

こうしゅん【康俊】

鎌倉末~南北朝期の慶派の仏師。生没年不詳。南都興福寺大仏師として1358年(延文3)までに法印となり,晩年には東寺大仏師を称した。1315年(正和4)の奈良長弓寺宝光院の地蔵立像から69年(応安2)兵庫福祥寺不動明王像まで十数体の像を造立。彼の作はほとんどが九州や岡山,兵庫など西日本に所在する。作風は形式化しているが,なお慶派の伝統をとどめ,大分永興寺四天王像のような復古的な作も造っている。彼は南朝の護持僧として知られる醍醐報恩院の文観と関係が深く,般若寺文殊菩薩像(1324)は文観の発願になる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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