デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「延尋」の解説 延尋 えんじん 992-1048/49 平安時代中期の僧。正暦(しょうりゃく)3年生まれ。源扶義(すけよし)の子。真言宗。治安(じあん)元年仁和寺(にんなじ)観音院で済信から灌頂(かんじょう)をうける。万寿4年36歳で東寺長者となる。のち円教寺落慶供養の導師をつとめた。長暦(ちょうりゃく)2年権(ごんの)大僧都。永承3年5月3日/4年5月2日死去。57/58歳。通称は観音院僧都。著作に「大御室御灌頂記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例