引唱(読み)インジョウ

精選版 日本国語大辞典 「引唱」の意味・読み・例文・類語

いん‐じょう‥ジャウ【引唱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「引導唱称」の意 ) 律令制における官人の叙位儀式での所作。考(勤務成績評価)の審理ののち、位階を昇進させるべき者を選び(選)、式部省文官)、兵部省武官以下の所轄官司へ招集して、その考文、勤務日数などを唱え示すこと。
    1. [初出の実例]「太政官奏、諸選人於官引唱、不到者明日引唱」(出典:続日本紀‐神亀三年(726)二月己巳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む