弗化カルシウム(読み)フッカカルシウム

デジタル大辞泉 「弗化カルシウム」の意味・読み・例文・類語

ふっか‐カルシウム〔フツクワ‐〕【×弗化カルシウム】

弗素カルシウム化合物無色立方晶系結晶。水に不溶。天然には蛍石として産出弗素化合物やガラス原料単結晶分光測定用プリズムなどに利用する。化学式CaF2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弗化カルシウム」の意味・読み・例文・類語

ふっか‐カルシウムフックヮ‥【弗化カルシウム】

  1. 〘 名詞 〙 ( カルシウムは [オランダ語・英語] calcium ) カルシウムの弗化物。化学式は CaF2 天然には蛍石として産出する。純粋のものは無色透明の結晶。紫外線赤外線をよく通すので光学レンズに合成蛍石が用いられる。加熱すると燐光を発する。弗素、弗素化合物の原料、製鉄用の融剤、ガラス原料に用いられる。弗化石灰

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android