デジタル大辞泉 「彩絵」の意味・読み・例文・類語 だみ‐え〔‐ヱ〕【▽彩絵/▽濃絵】 1 極彩色と金箔・銀箔を併用した、強烈な色彩効果をもつ障屏画しょうへいが。桃山時代に隆盛をみた。2 濃彩を施した絵。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「彩絵」の意味・読み・例文・類語 さい‐かい‥クヮイ【彩絵】 〘 名詞 〙 奈良時代に中国から伝来し、平安時代にかけて盛行した細密画の手法の一つ。漆器、皮地などの上を岩絵の具で一塗りし、その上に膠(にかわ)で練った顔料で彩色し、全面に透明な油をかけて図様を描いた。特に琵琶の撥(ばち)のあたる部分に張られた皮面を飾るためのものが多い。油色(ゆうしょく)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例