彩絵(読み)ダミエ

デジタル大辞泉 「彩絵」の意味・読み・例文・類語

だみ‐え〔‐ヱ〕【彩絵/濃絵】

極彩色金箔銀箔を併用した、強烈な色彩効果をもつ障屏画しょうへいが桃山時代に隆盛をみた。
濃彩を施した絵。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「彩絵」の意味・読み・例文・類語

さい‐かい‥クヮイ【彩絵】

  1. 〘 名詞 〙 奈良時代中国から伝来し、平安時代にかけて盛行した細密画手法の一つ。漆器、皮地などの上を岩絵の具で一塗りし、その上に膠(にかわ)で練った顔料彩色し、全面に透明な油をかけて図様を描いた。特に琵琶の撥(ばち)のあたる部分に張られた皮面を飾るためのものが多い。油色(ゆうしょく)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「彩絵」の読み・字形・画数・意味

【彩絵】さいかい

美しい絵。

字通「彩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む