精選版 日本国語大辞典 「後妻打」の意味・読み・例文・類語
うわなり‐うち うはなり‥【後妻打】
〘名〙
※御堂関白記‐長和元年(1012)二月二五日「仍以二家業一令レ成二日記一、是蔵云女方宇波成打云々」
※謡曲・葵上(1435頃)「六条の御息所ほどの御身にて、後妻打(うわなりう)ちの御振舞ひ」
※葉隠(1716頃)三「直茂公最前の御前様、御離別以後、うわなり打におりおり御出候へども」
③ 女の怨霊(おんりょう)。
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