御入来(読み)ゴニュウライ

デジタル大辞泉 「御入来」の意味・読み・例文・類語

ご‐にゅうらい〔‐ニフライ〕【御入来】

入来」の尊敬語他人来訪を敬っていう。「先生ご入来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御入来」の意味・読み・例文・類語

ご‐にゅうらい‥ニフライ【御入来】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. ごじゅらい(御入来)
    1. [初出の実例]「御入来(ゴニフライ)なる皆々様へ、申上げます標目の義は、鼠小僧の白浪草紙」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉二五)
  3. 浪花節を口演する者。浪花節語り。〔最新百科社会語辞典(1932)〕

ご‐じゅらい【御入来】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語。「じゅ」は「入」の慣用音 ) いらっしゃること。おいで。ごにゅうらい。
    1. [初出の実例]「高位の御方の御入来(ゴジュライ)、扣(ひか)へませい、扣へませい」(出典:歌舞伎梅柳若葉加賀染(1819)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android