御入来(読み)ゴニュウライ

デジタル大辞泉 「御入来」の意味・読み・例文・類語

ご‐にゅうらい〔‐ニフライ〕【御入来】

入来」の尊敬語他人来訪を敬っていう。「先生ご入来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御入来」の意味・読み・例文・類語

ご‐にゅうらい ‥ニフライ【御入来】

〘名〙 (「ご」は接頭語)
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉二五「御入来(ゴニフライ)なる皆々様へ、申上げます標目の義は、鼠小僧の白浪草紙」
浪花節を口演する者。浪花節語り。〔最新百科社会語辞典(1932)〕

ご‐じゅらい【御入来】

〘名〙 (「ご」は接頭語。「じゅ」は「入」の慣用音) いらっしゃること。おいで。ごにゅうらい。
歌舞伎梅柳若葉加賀染(1819)三立「高位御方の御入来(ゴジュライ)、扣(ひか)へませい、扣へませい」

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