旺文社日本史事典 三訂版「御家人株」の解説
御家人株
ごけにんかぶ
富裕な町人・農民が多額の持参金をもって困窮した御家人の養子となったり,家格を買ったりすることが盛行。こうして買いとられた権利をいい,売却した者は「御家人くずれ」と呼ばれた。
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…ところで,徒士は小禄であったため,経済的には幕初から窮乏し,竹細工や傘張り,植木や金魚などを売るといった,各種の内職をいとなんで生活を維持する有様であった。御家人の間では,つのる窮乏にたえきれず,その身分を株として売買することもおこなわれた(御家人株)。武家の職制としての徒士は,もと走衆ともいった。…
※「御家人株」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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