御家門(読み)ゴカモン

デジタル大辞泉 「御家門」の意味・読み・例文・類語

ご‐かもん【御家門】

家門かもん3

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精選版 日本国語大辞典 「御家門」の意味・読み・例文・類語

ご‐かもん【御家門】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. 自分が仕える藩主の一家を敬っていう語。御一門。御当家。
    1. [初出の実例]「何にもして道をあらため、御家門一同にさ様の非儀を誡られて上意をも重し申され候へかしとこそ」(出典:明徳記(1392‐93頃か)上)
    2. 「御懐胎のお身ながら平家の御家門」(出典:浄瑠璃・一谷嫩軍記(1751)三)
  3. 江戸時代、幕府親藩である尾張紀伊、水戸の三家と、田安、一橋、清水の三卿、越前会津の二家をいう。また、それらの支流をさしていう。
    1. [初出の実例]「或は御家門、或は大名などに御茶あげは、金銀をちりばめ、木具土器たるべし」(出典:喫茶雑話(1620))

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「御家門」の意味・わかりやすい解説

御家門
ごかもん

大名家格の一つ御三家(ごさんけ)、御三卿(ごさんきょう)を除く徳川将軍家の分家をいう。越前(えちぜん)松平氏、会津松平(保科(ほしな))氏などとその支流、御三家の支流(御連枝(ごれんし))がある。

[編集部]

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「御家門」の解説

御家門
ごかもん

家門(かもん)

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

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