デジタル大辞泉 「御湯殿の儀式」の意味・読み・例文・類語 おゆどの‐の‐ぎしき【▽御湯殿の儀式】 皇子誕生のとき、吉日を選んで産湯うぶゆを使わせる儀式。御湯殿始め。「―をはじめて、御弦打ち、書ふみ読む人も」〈夜の寝覚・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御湯殿の儀式」の意味・読み・例文・類語 おゆどの【御湯殿】 の 儀式(ぎしき) 皇子の誕生のとき、産湯(うぶゆ)をあびさせる行事。宮中では吉日を選び、朝夕二回、七日間繰り返し、読書、鳴弦なども行なわれる。御湯殿始。御湯殿。[初出の実例]「医師、陰陽師など、道道のしるしあらはれたる祿賜はせ、うちには、御湯殿のぎしきなど、かねてまうけさせ給ふべし」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一一日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例