御講(読み)オコウ

デジタル大辞泉 「御講」の意味・読み・例文・類語

お‐こう【御講】

寺院での読経説経の集まり。
宮中などで行われた法華八講ほっけはっこうなどの法会
仏教各宗で、開祖忌日などに行う仏事報恩講御正忌ごしょうき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「御講」の意味・読み・例文・類語

お‐こう【御講】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 宮中および諸大寺で行なわれた論議講演を含む仏事。
  3. 真宗信者報恩のために東西本願寺で一一月下旬に行なう法事。参詣者の男は肩衣(かたぎぬ)をかけ、女は角隠しをして参拝した。報恩講。《 季語・冬 》 〔書言字考節用集(1717)〕
  4. 仏教各宗派の信者の団体が毎月、日を定めて寺または在家に集まって読経、説教聴聞をすること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android