阿弥陀仏を念ずることにより極楽浄土に往生すること。諸行と諸仏国土往生に対する。源信(げんしん)の「往生要集」では「往生の業は念仏を本とす」といい,口称(くしょう)とともに観念を重視したが,法然(ほうねん)の「選択(せんちゃく)本願念仏集」では「唯称名念仏の一行を以て其本願とす」とされ,口称念仏のみによる往生が強調された。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...